Quicktureは、すでにAvid Media Composerプロジェクトを共有している場合、マルチユーザー環境でも使えるよ。
Quicktureのデータは、同じ会社の、同じマスターアカウントのユーザーだけと共有できるよ。あと、共有プロジェクトと、そのプロジェクトにある必要なメディア全部にアクセスできることも必要。
Quicktureは、同じAvidプロジェクトにアクセスできるユーザーのために、AvidプロジェクトディレクトリにQuicktureデータを保存することで、チーム編集を自動で有効にするよ。
もしQuicktureのAvidパネルを使っているなら、QuicktureはプロジェクトデータをAvidプロジェクトディレクトリの中の ProjectData.qprojっていうサブディレクトリに保存するよ。そのディレクトリを開くと、Quicktureに取り込んだすべてのシーケンスを表すファイル群が見えるはず。
共有Avid環境の場合、同じAvidプロジェクトディレクトリにアクセスできて(かつ同じQuicktureアカウントのメンバーなら)、Quicktureに取り込んだ素材やQuicktureアプリでの編集内容にも自動でアクセスできるよ。
Quicktureのスタンドアロンアプリでは、QuicktureはQuicktureプロジェクトディレクトリ内の.qprojファイルにデータを保存してるよ:
USER > DOCUMENTS > QUICKTURE > PROJECT DIRECTORY > Project.qproj
プロジェクトのディレクトリ名はAvidプロジェクトと同じ名前にするのがおすすめだよ。同じ会社の複数のユーザーがAvidプロジェクトとこのQuicktureプロジェクトディレクトリにアクセスできる場合、お互いの処理済みフッテージにもアクセスできるんだ。
Quickture Avid Clientを開くと、他のユーザーがインポートして書き起こしや解析、編集したシーケンスが全部表示されるよ。共有のAvidプロジェクト内の関連メディアにアクセスできるなら、QuicktureからAAFファイルをドラッグするだけで全部ちゃんとリンクされる!
Quicktureディレクトリ全体でも、中の特定のプロジェクトディレクトリだけでも、ユーザー間で共有できるよ。
必要なもの
Quicktureプロジェクトディレクトリを2人で同時に変更しないように、ディレクトリロックシステム(またはAvidのシステム)を使った方がいいよ。同時に使って同じシーケンスを編集や処理すると、コンフリクトが起こる可能性があるからね。